前回に引き続き説明をさせていただきます。
第一回目、ブログ (https://bit.ly/3GkzFWd)
動画は次のURLからyou-tubeをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=HDkpVW-2WEI
特長は次の通りになります。

(1)油やオイルなしで使用できる。プラスチックは、自己潤滑性能があり。金属製は、オイルとかグリスがないと使用不可。無潤滑で使用可。
(2)錆びない。腐食しない。耐水、耐薬品性がある。
プラスチックなので絶対錆びることはない。材質によるが、薬品に対する耐性
があるので、薬品中でも使用可。
(3)磁性を持たない、電気を通さない。
プラスチックの特性。「磁性体を使うのが難しいなー」、「電気を通したくないなー」、というところで使用可。
特長をまとめると、5つ。無潤滑、耐水、耐薬品、非磁性、絶縁性。
金属ベアリングが使えないような特殊な環境下で使用可能が大きな特長。
また、グリスが不要で、定期的な点検の必要はない。メンテナンスが不要。長寿命使用。
次に、腐食実験を行ったので、その紹介です。
6.腐食実験

実際に酸系の洗浄液とアルカリ性の洗浄液に金属ベアリングと樹脂ベアリングを両方付け、時間経過でどういうふうに変わっていく様子を紹介。
3分後、6時間後、24時間後の金属と樹脂の変化。
ア.3分後の変化
両方は、3分後の違いはほとんどなし。
- 6時間後
金属製に色が出てきている。樹脂製は変わらず。
ウ.24時間後
金属製は、完全な錆び状態。樹脂製は変化なし。
耐薬品性が全く違う。
次に、当社の強みについて説明します。


7.当社の強み
(1)第一の強み。
製品を切削加工。樹脂と言えば、成型というイメージがあるが、当社は、全ての製品を切削加工で行っている。材料を購入し、削ってベアリング、あるいはブッシュ、ギアなど色々と製品化し、て全国に出荷。
(2)第2の強み
同業他社に比較し、使用材料、加工形状の種類が1番多い。
削れる材料があれば、丸棒でもパイプ材でも、角材でも、いろんな材料に対し削ることに特化しているので、どんな材質でも、作ることが出来るので、豊富な材料の取り扱いが可能。
特殊な形状のベヤリングであっても、切削加工なので、
例えば外側にV溝をつけて欲しい。
アールをつけて欲しい。
ちょっと寸法変更したものが欲しい。
内径12ミリしかないけど、12.5ミリを作れないか。
このような場合でも、切削加工なので、切削加工プログラムの変更で対応可能。
規格外のものを作りたいときに、成型だと
何千ロットの発注が必要。
長納期になる。
コストが高くなる。
金型代まで請求される。
というリスクがあるが、当社は、そういうリスクはない。
規格品は、もちろん取り扱っていますし、規格外品も得意としています。
寸法や材質に制限がない。
次に扱っている材質です。

8.取扱の材質
よく出るものは4つ。
UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)、PEEK,PTFE,PPS,PP,PCTFE,フェノール、カーボン等があり、材質によっていろいろ使い分け。
材質によって色々と性能が変化。
耐荷重にある程度もつ材質。
回転精度に特化した材質。
耐熱温度が、高い材質。
その使用環境に応じていろんな樹脂を使い分けることができる。
当社の大きな強みになっています。
他のPVDF、PET、POM、MCナイロン、PBT、ポリイミド、ポリアミドポリポリイミド、などの材質でも材料があれば製作可能。
特にPCTFEは、強力な薬液、フッ酸に耐性があり、フッ酸環境で使えるベアリング。、PCTFEでペアリング制作しているのは日本では当社のみ。
次に1個からでも対応できる小ロット対応についてです。

9.小ロット対応
小ロット1個から受注し、製作。1個2個から試したいという場合でも対応が可能。
規格品対応は可能。規格外でも1個から対応可能。
最終的には数百個を使いたいラインでも、まずは1個2個からサンプルとして使いたいという場合も対応可能。
開発段階でも、こういうものを使いたい、ああいうものを使いたい、材質はこれとこれ使いたいという要望にも対応可能。お客様と一緒になって検討できる。
切削加工を行っていること。その延長線上で材質、形状に制限がないことで、小ロットから作れるのが、大きな強み。
次回の報告項目
10.事例紹介
11.Q&A
12.当社の取り組み
13.ISO9001
14.終わりに際してのお願い
前回報告の動画
「樹脂ベアリングについて 鹿島化学金属(株)プレゼン報告(1)」
は、次のURLからご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=ItXak26m9N4
当日のプレゼン・スライド全ページをご希望の方は、下記をクリックしお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e8e378d9731486
本件について質問がある方は、鹿島化学金属(宛)の次のアドレスにお願い致します。
鹿島化学金属(株)のwebは、次のURLです。https://kashima-kagaku.com/
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